大江戸C4U歌詞(仮) - uehatsu's life blog

男:あ、もしもし、ぼく。
女:遅い!
男:今さー、中山道なんだ。あと...、半時で着くから。
女:夜四ツ刻に来るって言ったよ。
男:幕引きの後、手間取っちゃってさ。
女:あー、もーいいよ。
男:なんで?
女:来なくていいよ。他の人来てるし。
男:そっか...、じゃぁ引き返すよ。
女:嘘だよ。
男:知ってる。...今、関所通ったから...あと、1里...
女:うん。
男:半里...
女:うん!
男:あと、1町...、あ!見えてきた。平屋の長屋だったよね?
女:待って!今明かり消してみる。
男:ふふっ、手旗通信じゃないんだから。...なんて意味?
女:...おぬしに、ぞっこんでござる。

男:障子、閉めて
女:ねぇ、馬どこ止めた?
男:眼鏡橋の下の、ほら、月明かりが瞬きしてる
女:あそこ、目立つよ?
男:頭巾してきた
女:してても分かる!
男:(笑)誰かいるのか?
女:いるかもよー?あたし知らないから、見つかっても。
男:誰も見てないさ。
女:えっ?
男:んっ?
女:だって、わたしが告げ口するもん。
男:誰に?
女:瓦版
男:言えば?
女:嘘だって!
男:言ってもいいよ。
女:すぐいじめるー。
男:いじめてないよ。...それ、消えるの?
女:行灯?...消えるけど?
男:...うん、消して。

女:海の中にいるみたい。
男:んっ?
女:ほら、外の明かりが差し込んでるから。
男:あぁ。
女:ねぇ、明日もあるんでしょう?
男:あるよ。
女:わたし、行ってもいいかな?
男:あぁ。
女:すごい汗ー。
男:舞台一幕分だよ。
女:ふふっ。
男:水、飲みたいな。
女:うん、チョット待っててね。...、だめぇ。肌布団貸して!
男:はははっ!(笑)
女:行ってもいいよね?わたし、まだ見に行ったことないし。
男:なかったっけ?
女:ないよー!誰と間違えてるの?
男:じゃぁ、どこで会ったんだっけ?
女:忘れたのー!?
男:忘れてないけど。
女:...はい、お水。
男:ありがとう。
女:そうやってわたしのこともすぐ忘れるんだ?
男:忘れたら...
女:忘れたら?
男:忘れたら、もう一度出会えるさ。

女:もーお?
男:明日、早いんだ。
女:ちぇっ。
男:おやすみ。
女:...忘れ物だよ!
男:なに?
女:これ!鍵!...もう来ないつもりー?
男:明日、見に来いよ。名前言ったら入れるようにしとくからさ。付き人、知ってるよね?
女:うん!...400人の中に一人?
男:目が合ったら、手ぇ振るからさ。
女:合うわけないよー。...ねぇ?明日の夜は来れる?
男:舞台の上から合図送るよ。
女:なんて?...ねぇ!なんて?
男:...おぬしに、ぞっこんでござる。

 

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