この所連投していますが、自宅サーバにCentOS 6.4 を入れております。最終目的はKVMサーバ&バックアップサーバとして利用する事です。
- CentOS 6.4 でブリッジインターフェースを設定
- CentOS 6.4 で 後から Xorg をインストール
- CentOS 6.4 で 後からKVMをインストールして仮想環境を立ち上げる
- 今、CentOS 4.9 をインストールするには?
- CentOS 6.4 に netatalk 3.0.4 をインストールして TimeMachine として利用する
- CentOS 6.4 に Bacula サーバ&クライアント をインストール
このエントリーではminimalインストールしたCentOS 6.4に後からXorgをインストールする方法をまとめます。
1. CentOS 6.4 のminimalインストール
最初からXorgをインストールしなかったとします。ここでは最小限(minimal)インストールしたとします。
2. RPM のアップデート
インストール後のアップデートをします。
# yum update # reboot
3. Desktopグループのインストール
yumでDesktopをgroupinstallします。
# yum groupinstall Desktop
4. Xorg設定ファイルの作成
設定ファイルを作成して/etc/以下にコピーします。
# Xorg -configure # mv /root/xorg.conf.new /etc/xorg.conf
5. Xの起動テスト
telinitコマンドを使ってXの起動テストをします。
# telinit 5
6. Xの起動でエラーになったのでgrub起動設定を変更 "nomodeset"
起動エラーが起こったのでチェック。grubの起動オプションを変更します。
# vi /boot/grub/grub.conf ===== kenel行の末尾に nomodeset を追加 kernel /vmlinuz-2.6.32-358..... rhgb quiet nomodeset ===== # reboot
7. 再起動後Xの起動テスト
再起動した後に改めて起動テストをします。
# telinit 5
8. 無事に起動してログインできたらinittabの書き換え
ちゃんとXが起動したらinittabの設定を3から5へ変更します。
# vi /etc/inittab ===== -id:3:initdefault: +id:5:initdefault: =====
8. 再起動
inittabを変更したら再起動します。
# reboot
これでXorgを一切入れていない状態からXが起動できます。環境によってはXorgを入れた後にグラフィックチップのドライバを入れる場合があると思います。デフォルトで入っているドライバでも十分動きますので、必要な方だけトライしてみてください(^^)
CentOS 6で作るネットワークサーバ構築ガイド (Network Server Construction Guide S) | |
サーバ構築研究会 秀和システム 2012-02 売り上げランキング : 185450 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
Xorg.Conf | |
Jesse Russell Book on Demand Ltd. 2012-05-29 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |