これは以前から気になっていて対処できなかったのですが、重い腰を上げて解決しました。
症状は以下の通り。
- Mac OS X 10.9以降(それ以前でもあるかも)
- 全体的に処理が重い、CPUファンが回りっぱなしなど
- アクティビティモニタですべてのプロセスを見るとSymDaemonがCPUを100%近く使っている
SymDaemonとはノートンアンチウィルスなどを使っているとバックグラウンドで動作するデーモン(裏方さん)なのですが、今まではノートンを使っている以上仕方が無いものだと考えていました。でもVMware Fusionを7にアップグレードしてから特にFusion上のWindows VMがひっかかるようになってしまったので、なんとかCPU負荷を減らそうと調べた結果、やはりSymDaemonだよなぁと。
検索をかけたところノートンの公式コミュニティがひっかかったので、早速読んでみました。
After updating to OS X 10.9 symdaemon using 90%+ CPU
するとその中に「Time MachineディスクをAuto Protectの対象から外すとイイよ」と書いてあるではありませんか。半信半疑でやってみるとCPU負荷が下がった!!SymDaemonのCPU利用率も0.1%程度に!!以下が方法です。
- Norton Quick MenuなどからNorton AntiVirusを起動(Internet Securityでも同様と思われます)
- 「自動保護」タブを選択
- 「ウィルス対策」の「設定」をクリック
- パスワードを聞かれるので管理者権限をもったユーザーのユーザ名とパスワードを入力し「OK」をクリック
- 「次の場所をスキャンしない」にTime Machineディスクを追加し「OK」をクリック
- Norton AntiVirusのウィンドウを閉じ、数分待つ
- アクティビティモニタでCPU負荷が下がった事を確認(SymDaemonのCPU使用率も下がります)
これをしたらVMware FusionのVMのひっかかりも気にならなくなりました。
気をつけて頂きたいのはこれをするとTime Machineディスクがウィルス検索の対象にならなくなるという事です。通常の使い方であれば直接そこにファイルを書き込むことはありませんが、それを逆手にとるウィルスなどが出てくるとも限りません。あくまでも自己責任でお願いします。
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